相変わらずが我が家では娘がアバローのプリンセス・エレナとちいさなプリンセス・ソフィアが好きで特に最近はエレナをよく見る。
さらに最近はノンタンも復活して、ノンタン、エレナを録りだめしたものを何度も見させられる。
エレナとソフィアは夫婦も大好きで悲劇を抱えたエレナは特に夫婦で涙することもある。大抵私の方が涙もろい。
で、エレナとソフィアが邂逅するエレナ第0話的な作品。特に好きなんだけど、クライマックスに魔女シュリヒに立ち向かう民衆が禁じられた歌と演奏で行進し、シュリヒのいる王城に押し寄せる、という場面はどうにもアメリカだなあ、と。独裁者を倒すべく表現の自由を奪われた民衆が亡国の王女と他国の王族たちと立ち向かう、という。
そうやって考えると、エレナはソフィアが幼いからシュリヒが油断すると見てソフィアを頼っているわけで、テロリストが子供を自爆テロに巻き込む手口にも似ている。
そしてソフィアは物語の守り手で、物語に介入してはソフィアから見て正しい形に整形する正義の人でもある。今回もその一環であった。亡命してきた旧アバロー王国の宮廷付き魔法使いの依頼でアバローへやってきている。各国に送り込まれる工作員のようでもある。
と、考えだすと、まるでソフィアはジェームズ・ポンドかフェルプスくんのようだ。動物のエージェントも多く抱えている感じはフェルプスくんに近いのかもしれない。
ということで、時にソフィアはファンタジー版スパイ大作戦に思えてきた。