前述のアメリカと三人の孫たちと同じ日にやってたのを録画した気がする。重いテーマを抱えた番組が重なることがある。
双極性障害、筋ジストロフィー、パーキンソン病、脳性麻痺、知的障害、鉄道以外が透明に見える世界の人。
という視点で見てよいのか。
絵を描くこと、詩をつくること。それぞれの場所で表現し続けてる人たち。
存在することを問う作品をつくる人が何人かいた。
パーキンソン病を患ってから64歳になって筆をとり、ハンドベルを持った天使を描き続ける広島県呉市の男性。幼い孫がその天使の絵がたくさん描かれた部屋で「美しい」と言ったという。癌も見つかったという16歳でキリスト教に入信した男性。幼い頃、中国で生まれ、帰国の中で妹を失い、戦後は広島で暮らす。まわりには被曝した同級生もたくさんいた。研究所で被曝した子供と比較するために実験対象にもなった。
双極性障害の女性はどんな者も存在してよい、ということを認めてほしい、という思いから醜いものを描き続ける。